「排卵日」という言葉はよく聞くけれど、そもそもなんだっけ?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、排卵日付近には、だるさや腹痛など女性の体にさまざまな変化が起こります。
この記事では、排卵の仕組みや、排卵日に現れる心身の症状やその改善策までご紹介します。
排卵とは
ここでは、以下の項目で女性の性周期とともに排卵の基礎知識をついて解説します。
- 生理はなぜ起こる?
- 排卵とは
- 排卵の周期
生理はなぜ起こる?
生理が起こる理由は、赤ちゃんができなかったとき、子宮の中を綺麗にし、再び赤ちゃんを迎え入れる準備をするためです。
妊娠しなかった場合、赤ちゃんをむかえる準備をしていた子宮内膜が壊され、血液と一緒に剥がれ落ちてきます。これを「生理」と言います。
こうして、赤ちゃんのためのベッドを作り替えることで、いつでもお迎えする準備を整えているのです。
排卵とは?
排卵とは、赤ちゃんをつくるために必要な「卵子」が、卵巣から飛びだし、卵管へ入ることを意味します。
排卵があることは、体がきちんと赤ちゃんのために準備をしている、ということです。
しかし、この時期は女性ホルモンが変化する時期でもあるので、体調の変化が見られることもあります。
排卵の周期
女性の排卵は、月経から次の月経までの間に通常一度だけ起こります。そのため、月経周期と同じように、排卵の平均的な周期は、25日~38日の間とされています。
妊娠がなかった場合は、排卵からおよそ2週間で月経期間になります。
排卵日の特徴
次に、排卵日付近で起こる身体の症状について解説していきます。
排卵日付近では、人によってさまざまな身体の変化が現れる場合があります。
基礎体温
排卵は上記の「排卵期」と呼ばれる期間で起こります。このグラフは、女性の基礎体温を表したものになります。
基礎体温とは、一日の中で最も安静状態にあるときの体温のことを言います。そのため、朝目覚めて起き上がる前に測ることが推奨されています。
グラフのように、女性には、「低温期」と呼ばれる、基礎体温が比較的低い期間と、「高温期」と呼ばれる基礎体温が比較的高い期間があります。排卵は、低温期から高温期に代わるタイミングの2日~3日の間に起きています。
つまり、基礎体温を毎日チェックすることで、排卵日を予測できます。
排卵日付近は妊娠可能性が最も高くなる期間ですので、妊娠を望む場合にも基礎体温をチェックしておくことが重要になります。
症状
ここでは、排卵日付近に起こりやすい症状について解説していきます。
・腹痛(排卵痛)、腰痛
・不正出血
・眠気、だるさ、ほてり
これらの症状は、女性ホルモンの変化によって現れるため、月経が始まるとともに消えていく、という特徴があります。
原因
ではなぜ、これらの症状は起きるのでしょうか?
それぞれの症状別に、その原因を解説していきます。
・排卵痛
排卵日付近で起こる腹痛は、排卵痛の場合があります。下腹部全体が痛むこともありますが、中には左右どちらかの下腹部にチクチクとした痛みがある場合も。
これらの症状は、卵巣から卵子が飛び出す際に出血を起こしていると考えられています。
・不正出血
排卵痛は、卵巣から卵子が飛び出す際に出血することで起こっていました。排卵日付近での不正出血も同じメカニズムで起きています。
下着に少しつく程度の出血であれば、体に異常があるわけではありませんが、婦人科系の病気によって不正出血が起こることもあるので、経血量が多い場合や、そのほかにも気になる症状があった場合には、医療機関の受診をおすすめします。
・眠気、だるさ、ほてり
排卵期には、基礎体温が低温期から高温期に変化します。これはプロゲステロンと呼ばれるホルモンの影響で、眠気やだるさを感じることがあります。
また、人によっては高温期が37.0度近くになる方もいるため、ほてりを感じることもあると言われています。
そのため、ほてりを感じて体温を測り、37度近くあった場合は、高温期による可能性もあります。高温期によるほてりの場合は、通常の体温計で37.5度を超えることほとんどありません。
注意すべきこと
ここでは、排卵日付近の症状で気を付けるべき点とその対処法をご紹介します。
注意すべき症状は大きく分けて、以下の2つになります。
・基礎体温に問題がある
・排卵日付近の症状がひどい
では、見ていきましょう。
基礎体温に問題がある
基礎体温が「低温期」と「高温期」に分かれない場合、何か病気が隠れている場合もあります。
・高温期がないのに、月経がある場合
基礎体温が上昇しない、つまり排卵日の予定を過ぎても高温期にならない場合、排卵が起こっていない可能性があります。この場合、排卵がなくとも生理が起こる「無排卵月経」が考えられます。
無排卵は、不妊につながる可能性があるため、早めに婦人科を受診しましょう。
・高温期が短すぎる場合
正常な場合、高温期はおよそ2週間続きます。この高温期が、10日~12日未満の場合には、「黄体機能不全」が考えられます。
黄体機能不全とは、高温期に分泌するプロゲステロンがうまく機能していない状態です。この場合も、妊娠しやすい状態を保てず、不妊につながってしまうため、早急に婦人科を受診しましょう。
症状がひどい
次に、排卵日付近に現れる症状がひどい場合とその対処法をご紹介します。
・排卵痛がひどい
さきほど排卵痛のメカニズムについて解説しました。排卵痛そのものは、誰にでも起こりうる症状ですが、痛みがひどい場合は、婦人科系の病気が隠れている可能性があります。そのため、重い症状が続く場合は、婦人科の受診をしましょう。
・だるさ、ほてりがひどい
日常生活が送れないほどのだるさを感じたり、体温が37度を超えてしまったり…といった強い症状が現れる場合もあります。
・気分の落ち込み
排卵日付近には、イライラが強い、鬱のような症状になってしまうなど気分の落ち込みやイラつきを感じることもあります。
対処法はある?
次に、症状がひどい場合の対処法をお教えします。
ここでご紹介するのは、以下の項目になります。
・自分でできる対処法
・医療機関を受診する場合
・おすすめの医療機関
自分でできる対処法
排卵日付近の症状が見られる場合、まずは生活習慣を見直してみましょう。
規則正しい生活や、栄養バランスのいい食事、正しい睡眠時間を心掛け、体を冷やさないようにすることが重要です。
排卵痛がどうしてもひどいという場合には、ロキソニンを服用して対処することもできますが、あくまでも一時的な対処になるため、規則正しい生活を心掛けましょう。
生活習慣を見直してもなお、症状に改善が見られない場合は、低用量ピルの服用を考えてみましょう。
医療機関を受診する場合
排卵日付近の症状がひどい、あるいは改善しない場合は、病気の可能性もあるため、医療機関の受診をしましょう。婦人科では、それぞれの悩みにあった治療があります。
症状はひどいが、特に病気が見つからなかった場合、低用量ピルの服用で、月経前や月経中の症状を改善することができます。
低用量ピルには、いろいろな種類がありますが、女性ホルモンの量を安定させたり、排卵を抑制したりする作用があります。このようにコントロールすることで、月経前や月経中の不快な症状を和らげることができます。
低用量ピルを処方してもらうには、医療機関の受診が必須になります。
おすすめの医療機関
低用量ピルを処方してもらう方法は、対面診療かオンライン診療になります。
・対面診療
対面診療の場合、ご自身で婦人科を受診しましょう。対面診療でのメリットは、医師による問診や内診ができることです。
婦人科系の病気が心配な場合は、対面診療がおススメです。
・オンライン診療
特に病気ではないが、排卵日付近の症状や生理痛に悩まされている場合、また避妊を目的とする際は、オンライン診療がおすすめです。
オンライン診療の場合、ご自宅のスマホひとつで、受診からお薬の受取までが完結します。
おすすめのオンラインクリニック
以下ではおすすめのオンライン診療をご紹介します。
おすすめ①:クリニックフォア
クリニックフォアは、オンライン診療で有名なクリニックです。CMでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
診療実績は100万件を超えており、取り扱っているピルの種類も国内最多レベルです。
また、処方されたお薬は、最短で翌日に受け取ることができます。
そして、お薬の郵送の際も、プライバシーに配慮し、クリニックからの荷物だと分からないような包装にしていただけます。
オンラインクリニックでは不安になる、アフターフォローもしっかり準備されており、何か不安なことがある場合には、気軽にオンライン診療を受けることができます。
↓ 初回限定のキャンペーンもありますのでぜひチェックしてみてください!
おすすめ②:DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、日本全国どこでも受診可能です。初診でも来院不要で、コンビニや自宅などご希望の場所にお薬を届けてくれます。
診察料は初診・再診にかかわらず無料なので、不安なことがあればいつでもオンラインで医師に相談することができます。ピルにかかる費用は配送料と薬代だけなので無理なく服用を続けられます。お薬の到着は、最短当日です。
おすすめ③:メデリ
フワちゃんのCMで有名なメデリのピル。こちらは初月のピル代・診療代が0円のキャンペーンを実施中です。
ラインで診療予約を行い、最短翌日にはお薬がもらえる仕組みになっています。
服用中の不安がある場合はいつでも、オンライン診療を受けることができ、診療代がいつでも無料なところが魅力的ですね。
メデリでも、ピルの中身が分からない形での配送をしていただけるようです。
低用量ピルを使用している方の口コミ
ピルは排卵痛がまともに歩けないくらい痛くなって病院行ったら「試してみます?」ってめっちゃあっさり言ってくれて服用始めたんだけど、毎日飲むのも1カ月に1回病院行くのもめんどいしお金もかかるものの、生理痛も排卵痛も生理前の過食で体重増えるイライラも全部改善されたので→
— 瀬瑠✠C101新刊通販開始 (@greedy_vampire) July 29, 2021
ピル飲んで1ヶ月ちょい。
食欲とか、食べたときの体重の増え方が、妊娠前に戻った!!
もちろん、排卵痛もない。
ピルすげー!— 🦀ああああ 4y👦シンママ (@42NLvXS6dcywgZj) August 28, 2022
ピルの処方婦人科とかってちょっと行きづらいからクリニックフォアのオンライン診療試したら楽すぎた笑
先生と電話で3分話すだけだし土日&夜も予約が取れるから平日の昼 に病院行かなくてもいいし、アフターピルも対応可もあるし最高!
まとめ買いや定期便の割引もあるから思ってたより全然安かった! pic.twitter.com/vI8eJWLkJU— れいわちゃん (@reiwachan_co_jp) October 30, 2021
ルナトモが高すぎて、検索上位に出てきたDMMオンラインクリニックを受診したんだが、ちゃんと事前に価格提示されるしカウンセリングもされるしめっちゃ好感🥺❤️ルナトモの半額でピル買えたわ😂✨
子がコロナになってもーて外出できんけど、自宅でピル買えて良い時代だ😭
(DMMの回し者ではないw)— 鮭 (@3_salmon) January 14, 2023
メデリ使ってみましたー!ちゃちゃっと貰えました( ´ ▽ ` )楽でした。2日後届きました( ´∀`)最初の1ヶ月無料!肌荒れが酷くて…ピルで治ればいーな! pic.twitter.com/C4IDpVc3Ft
— 🦄C&R🦄(ちぃ&りん) (@chii_rin52625) May 17, 2023
まとめ
今回は、排卵の基礎知識から、月経に関する症状の対策までをお伝えしました。
排卵日とは
排卵日とは、卵巣から卵子が飛び出し、卵管へと入るタイミングのことを言いました。
排卵日の付近では、下腹部痛や不正出血が見られることがあります。
ほとんどの場合、問題はありませんが、症状がひどい場合は医療機関の受診をおすすめします。
気になる症状がある場合
気になる症状があるが特に病気ではない、という場合は、低用量ピルの服用で症状を和らげることができます。
自分が病気かどうか不安だが、毎月病院に通うことはできない…といった場合は、病気かどうかの検査をお近くの婦人科で行い、ピルの処方はオンラインで、なんていうこともできます。
ご自身にあった形で、症状をやわらげ、快適な生活を送りましょう。