正常な生理とは
自分の生理周期や生理の状態は正常なのか気になることがありますよね。
正常な生理周期や状態とはどのようなものなのかを解説します。
期間
一般的には、25日〜38日間隔が正常な生理周期であるといわれています。
生理周期の内訳は以下のようになっています。
- 卵胞期:約13~14日
- 排卵期~黄体期:約14日
上記の生理周期(卵胞期~黄体期)を終えたのちに生理が来て、3〜7日生理が続きます。
1日や2日で生理が終わってしまったり、8日を超える日数で生理が続く場合は正常な生理とはいえません。
経血量
正常な経血量は20ml〜140mlといわれています。
月経が始まって何日目かによって経血の量も変わってきますが、昼間でも夜用ナプキンでなければ追いつかず、夜用のナプキンを昼間に何枚も使用しなければならない場合などは経血量が多すぎる可能性があります。
生理痛
正常な生理痛は、普段通りの日常生活を送ることができ、痛みがある場合でも鎮痛薬で和らぐ程度です。
また、生理痛は経血を押し出すために子宮が収縮することで起こるため、多少の痛みを伴うのは仕方のないことであるといえます。
歩けないほど過度の腹痛や腰痛、鎮痛薬を内服しても全く効果がない場合などは正常な生理痛とはいえないため、産婦人科の受診をおすすめします。
また、生理中の悩みとしては下記のことがあげられます。
- イライラする
- 情緒不安定になる
- 肌トラブル
- 下腹部の痛み
- 乳房の痛み
- 睡眠障害
期間が正常でない場合
生理の期間が25〜38日周期ではなく不順な場合などは、生理期間が正常ではない状態といえます。
このような場合には、身体の状態としてどのようなことが考えられるのでしょうか。
様子を見てもいい場合
生理の期間が25日〜38日周期ではない場合でも様子をみていい場合があります。
生理の予定日から2日〜5日ほど前後して生理が来る場合は、この様子をみて良い期間に該当するといえるでしょう。
ストレスなどが原因で、多少は生理が前後することもあります。
長すぎる場合
生理周期が39日以上と長すぎる場合は、「稀発月経」と呼ばれます。
稀発月経が起こる原因として以下のことが考えられます。
- もともとの体質により排卵までに長時間かかる
- ホルモンの分泌異常
- 卵巣機能の異常
- 過度なダイエット
- 過度なストレス
稀発月経を放置すると無月経になり、治療しても月経が来ない状態になる場合もあります。
そうなると妊娠しづらくなってしまうため、早めに治療することをおすすめします。
また、女性ホルモンが十分に分泌されず、骨折しやすくなる可能性もあります。
短すぎる場合
生理周期が24日以内の場合は、「頻発月経」と呼ばれます。
頻発月経が起こる原因として以下のことが考えられます。
- ホルモンの分泌が不安定
- 卵巣機能の低下
- 黄体ホルモンの分泌量が少ない
思春期や更年期に頻発月経は起こりやすいといわれています。
頻発月経は黄体ホルモンの分泌量が少なくなることによりおこるため、不妊の原因になることもあります。
短期間に頻回に生理が来ることで、貧血になりやすい状態であるといえるため注意が必要です。
経血量が異常な場合
経血量が20ml〜140mlの範囲にない場合は、経血量が異常な状態であるといえます。
このような場合に考えられる身体の状態を解説します。
経血量が多すぎる場合
経血量が140mlを超えて多すぎる場合は、「過多月経」と呼ばれます。
過多月経の原因として以下のことが考えられます。
- 子宮筋腫
- 子宮腺筋症
- 無排卵周期症
過多月経では、月経時に500円玉サイズの血の塊が見られるケースもあります。
月経量が多いと貧血のリスクが高まるため、産婦人科の受診をおすすめします。
対策
月経量が多すぎる場合には、産婦人科に受診することをおすすめしますが、すぐに受診できない場合にできる対策をご紹介します。
過多月経の場合にすぐにできる対策としては、低用量ピルの内服があげられます。
低用量ピルを内服することで排卵を抑制し、経血量を減らす作用を期待できます。
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公式サイトのユーザーボイスからは、生理に関する不安を伝えると優しく回答をいただけたという声もありました。
経血量が少なすぎる場合
経血量が20ml未満と少なすぎる場合は、「過少月経」と呼ばれます。
過少月経の原因として以下のことが考えられます。
- 子宮の病気
- 無排卵周期症
- 甲状腺ホルモンの分泌異常
過少月経の場合は、一般的に経血量が多くなる2日目や3日目でもナプキンに血液が少量付く程度であったり、おりものシートで十分なケースがあります。
甲状腺ホルモンの分泌異常など病気が隠れていることがあるため、産婦人科の受診をおすすめします。
生理痛が異常な場合
普段通りの生活が送れないほど生理痛がひどい場合や、鎮痛剤を内服しても痛みが軽減されない場合は、生理痛が異常であるといえます。
このような場合に考えられる身体の状態と対処法、生理痛を改善する薬をご紹介します。
痛みが強い場合
日常生活がいつも通り送れないほど生理痛がひどい場合に考えられる状態としては以下のことがあげられます。
- 月経困難症
- 子宮内膜症
- 機能性月経困難症
- 血行の悪さ
- 身体の冷え
- ストレス
機能性月経困難症の場合は、プロスタグランジンの分泌量が多いことが原因で、生理痛がひどい場合の原因のほとんどがこれに当てはまります。
自分でできる対処法
生理痛がひどい場合に自分でできる対処法として下記のことがあります。
- 下腹部を温める(入浴・カイロ)
- ストレッチ
- 鉄分を多く含む食べ物を食べる
- 安静にする
生理痛を改善する薬
生理痛を改善する薬として低用量ピルがあげられます。
以下に主な低用量ピルを3種類記載し、生理痛緩和以外に期待できるそれぞれの特長もご紹介します。
ピル名 | 価格 | 特長 |
マーベロン | 2500円〜3000円 | ・ホルモンバランスが維持できる
・イライラの軽減 ・子宮筋腫の縮小 |
トリキュラー | 2500円〜3000円 | ・不正出血を起こしにくい
・頭痛の緩和 ・イライラの軽減 |
ラベルフィーユ | 約2500円 | ・ニキビや肌荒れ防止効果
・イライラの軽減 ・腹痛の緩和 |
まとめ
この記事では、正常でない生理の状態と低用量ピルの効果をご紹介しました。
正常ではない生理
生理周期や経血量、生理痛などが先述した正常でない状態に当てはまる場合は産婦人科の受診をおすすめします。
また、生理の異常の背景には子宮や甲状腺などの病気が潜んでいる場合があります。
病気の早期発見のためにも異常に気づいたら医療機関を受診しましょう。
低用量ピルの効果
低用量ピルは、生理周期を整えたり、経血量を正常範囲に調整したり、生理痛を改善するといった効果を期待できます。
低用量ピルは、約3000円で購入できるため、生理に関する悩みを抱えている方は服用を検討してみてはいかがでしょうか。