「低用量ピルを服用している」ときいて、どんなイメージを持つでしょうか。
一昔前は、「ピル=避妊薬=恋多き女性」のような誤認識によるマイナスなイメージが強かったように感じます。
現在では、若者世代を中心にピルの正しい効果を知っている人が増えてきました!
ようやく医薬品というイメージも定着してきているようです。
やっとピルへの認識が世界に追いついてきたのかもしれません…!
もちろんピルの効果は、避妊だけではありません。
医薬品として、病気や不調を抱える女性たちを支えています。低用量ピルの正しい薬効を知ることで、ストレス社会の中で生きるあなたの悩みを少しでも救う助けになるかもしれません。
低用量ピルに興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ピルのメリット一覧
ピル服用でのメリットは、大きく5つです!
- 避妊効果
- 生理周期管理
- 生理痛改善
- 美容効果
- 諸疾患リスクを下げる
あなたが気になるものはありますか?
ピルのメリット
ピル服用には女性の身体を守るために良い効果があります。
「生理痛がつらい」「生理前後でニキビができる…」
あなたはそんな生理の悩みはありませんか?
「ピルがいい」とは聞くけど、どんなメリットがあるのかよく知らない方が多いと思います。
それでは、効果ごとにご覧ください。
1.避妊効果
ピルには避妊効果があります。
避妊効果は99.7%とほかの避妊方法と比べても圧倒的に効果が高いです。
具体的な人数としては、1年間服用している女性が100人のうち0.3人くらいの確率といわれています。
今は、自分のことを大切に頑張りたい方や自分らしく過ごしたい女性の強い味方ですよね。
2.生理周期管理
ピルは生理周期を安定させ、決まった日に生理を起こすようホルモンをコントロールします。
楽しみにしていた旅行や大事な出張の日に生理が来てしまうとガッカリしませんか?
ナプキンなどの荷物も増えるし、慣れない場所では頻繁にトイレを探すのも一苦労ですよね。
あらかじめピルを服用していれば仕事に集中できますし、旅行も思いっきり楽しめます。
事前に生理日がわかっているので「生理周期が不安定で、いつ生理が来るか分からずこわい」とおびえる必要がなくなります!
3.生理痛改善
ピルには生理痛改善の効果があります。
子宮をギュウギュウ締め付けられるような腹痛、腰の痛みに悩んでいませんか?
日本の女性は、がんばりすぎる方が多いので、生理痛は我慢して当たり前と思い込んでいる方が多いように感じます。生理痛は我慢する必要ありません!
生理痛がひどくて我慢している人、鎮痛剤が手放せない人は前もってピルに頼っていいんです。
4.美容効果
ピルの服用で、生理前のニキビや肌荒れを抑制できます。
ピルは男性ホルモンと女性ホルモンをコントロールするので、美肌に近づけます。
スキンケアをがんばってもニキビや肌荒れに悩んでいる方は、皮膚科や産婦人科の医師に相談してみましょう。
ピル処方などできっと力になってくれますよ!
5.諸疾患リスクを下げる
ピルを飲み続けることで、卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスクを下げるといわれています。
女性の死亡原因1位が大腸がんです。がんの治療はつらく、死亡率も高いイメージですよね。
病気を予防できるというのは、安心ではないでしょうか。
ピルは、子宮内膜症の治療にも積極的に使われています。
病気のリスクを下げたり、症状改善を期待できるので健康を保ちたい方にもおすすめです。
ピルは女性にいいことだらけ
ピルは女性の身体にいいことだらけですよね。
なぜ服用が広まらないのでしょうか?
ピルの良さを知らない日本女性が多い!?
ピル服用率の高いドイツでは52%以上、フランスではなんと約60%と半数以上の女性たちがピルを利用しています。
一方、日本では1-3%と先進国の中では断トツに服用率が低いんです。
日本女性はピル服用が恥ずかしい?
日本ではなぜ服用率があまりに低いのでしょうか?
ピルは副作用が強いというイメージから、嫌煙されやすいからです。
たしかにピル服用開始時期には、吐き気などの副作用がでることがあります。副作用の症状は、たいてい1ヶ月~3ヶ月で落ち着きます。過剰に恐れることはありませんよ!
日本では、ピルは避妊のためのものという誤認識がまだまだ強いです。
そのため、ピルの服用は恥ずかしいと思いがちです。誤ったイメージで嫌な思いをするのは、ほんとうにかなしいことですよね。
服用が進んでいる海外では、ピルを薬局で買えるそうです!
風邪薬などと同じ感覚で、安価に購入できるのは便利ですよね。日本では医師に処方してもらう必要があります。現在はオンライン診療も進んでいるので、ぜひチェックしてみてください。
効果を得るための服用方法
ピルの効果を得るために、毎日同じ時間にピルを飲む必要があります。
日々忙しい女性のために、ピルの飲み忘れを防ぐアプリがあるようです。身近なアプリでは、LINEのリマインダーやiPhoneのリマインダーを利用するのもいいかもしれません!
ピルは同じ時間に毎日服用が必要なので、服薬時間も工夫が必要です。
疲れやすく寝落ちしちゃう方は服用時間を朝か昼に。休日の朝は起きられないという方は、昼か夜の時間に飲むのはいかがでしょうか?
職場の昼休みと決めておけば、休日はお昼までゆっくり眠れるので忘れなくていいかもしれませんよ。
ピルの種類にも寄りますが、ピルの錠剤は小さいので服用の際にもあまり目立ちませんので安心です。
自分のペースで続けられる時間帯に、お薬を飲んでくださいね!
ピルを服用している人の体験談
まだ飲み始めだからわかんないけどピル飲んでから信じられないくらい体調良い…!!!月のアイツが来ても吐かないし痙攣しないし倒れないし、ちゃんと仕事に行ける…!!すごい、もっと早く病院で相談すればよかった
— すだれ (@s_butteritm) November 9, 2022
ピル1年飲んでみて分かったこと
メリットがすごく多い🥺個人的には
・肌が綺麗になった
・体温上がって体調良い 風邪引かない
・婦人科系の病気しにくくなった
・貧血が改善された ←これめちゃすごい
・体調コントロールしやすいデメリットは費用がかかる(3000円/月)のと飲み忘れ注意くらい
— ito shizuka (@113ktsy) March 9, 2020
先日からピル飲みはじめたんだけど今のところ副作用ない。ただ飲む薬増えたので時間の管理が難しい。注意書きに同じ姿勢を続けると良くないので適度に運動してねって書いてあって、絵描きの致命的なとこ突いてきやがったな…と思いました。
— コウ🐥🕊固定既刊再版アンケ (@ko_okas) November 23, 2022
ピルのメリット
生理周期のコントロールができるので、生理周期が不安定な人も安定してる人も、服を汚して恥ずかしい思いをしなくてすみます。
ホルモンのバランスによるイライラなど生理での不調を減らして、おだやかに過ごせます。
避妊率が高いので身体を大切にできますし、ライフスタイル維持にも役立ちます。
ピルの入手方法
日本でのピル入手方法は、病院で処方してもらうのが一般的です。
ピルには服用条件があるので、ピルを飲んでもいいのか調べるために検査が必要です。
検査内容としては、血圧測定、体重測定、血液検査やエコーなどの検査があります。
ピル対応の病院は産婦人科が多いので、産婦人科に受診することになるでしょう。
病院での検査は、どうしても身体も精神的にも負担に感じますよね。
もし病院がイヤで生理痛などの苦痛を我慢しているのなら、いまはオンライン診療ができます!
オンライン受診ならスマホで受診からお薬処方までしてもらえて、はやい場合なら10分くらいで受診から会計まで全部終わりますよ。
生理や不調の悩みは我慢しないで、オンライン診療をぜひ!
オンラインで処方を受けられるクリニック
おすすめのオンライン処方サービスを表にまとめました。
クリニック名 | 特徴 | 価格 |
クリニックフォア | ・アプリ不要でスマホやPCで操作可能 ・初診から薬の処方可能 ・薬は最短当日発送翌日到着 |
初回診察料1,650円+送料550円 (定期配送は15%オフで月々2,783円〜) |
スマルナ | ・アプリで診察予約から薬の郵送まで完結 ・チャットで医師や助産師に女性特有疾患や、女性の悩みを相談できる ・薬は最短当日発送翌日到着 |
低用量ピル:2,380円〜 中用量ピル:2,900円〜 アフターピル:9.480円〜 |
DMMオンラインクリニック | ・産婦人科医と薬剤師監修のもと薬を処方 ・最短当日到着 ・当日診察も可能 |
診察料0円、送料550円 低用量ピル:3,179円〜(1シート) ※ピルの種類によって異なる |
まとめ
日本ではピルの使用用途を誤認識されていますが、避妊目的だけでなく病気の治療に使われることの方が圧倒的に多いです。
もしピルを服用することや服用していることで、性行動が盛んなどの誤解をされてもまったく気にする必要はありませんよ!
ピルは自分の身体を病気や不調から自分を守るためのメリットがたくさんあります。
逆にデメリットは、毎日同じ時間にピルを服用しなければいけないことや費用がかかることです。
費用での負担が大きいときは薬品を変えたり、ジェネリックにすると月々の費用が減るかもしれませんよ。
ピル開始の不安や副作用がつらいときはひとりで悩まないで、医師に相談してくださいね。
体調の変化があったときは、メモなど取っておくと医師にも伝わりやすくなりますよ。
遠慮せず、話してみてくださいね!