ピルの処方は病院のみ?処方までの流れとその他の入手方法も紹介!

悩む 女性

ピルの処方を考えているという方の中にはどのようにピルを入手できるのかが分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、この記事ではピルを処方してもらう方法を紹介していきます。

病院でピルを処方してもらう方法は?

ピルは、ドラッグストアなどで市販されておらず、医師の指示がなければ処方してもらえません。

つまりピルを処方してもらうためには医療機関を受診する必要があります。

ここでは、ピルを医療機関で処方してもらう流れとピルの服用が禁止されている方の特長を解説します。

ピル処方までの流れ

医療機関でピルを処方してもらうための流れは以下のようになります。

 

  1. 医療機関を受診する
  2. ピルを処方してもらいたい旨や理由を医師に伝える
  3. 問診
  4. 検査(血圧測定・身長体重測定・検尿・血液検査)
  5. 処方

 

検査では、特に頸部や胸部を調べることで、ピルの副作用が出やすくなるを事前に確認します。

検査の結果、ピルの処方に問題がないと医師が判断した場合は、一人ひとりの悩みに応じて最適なピルを処方してもらえます。

また、医療機関によっては事前に診察予約が必要な場合もありますので、受診前に公式サイトなどで予約の有無を確認しておくとスムーズに受診ができるでしょう。

ピル服用ができない人は?

以下に当てはまる方は、ピルの服用が禁止されています。

医療機関を受診する前に、ピルの服用可能かどうかを確認しましょう。

 

  • ピルの成分にアレルギー物質が含まれている
  • 乳がん・子宮がん・子宮筋腫を患っている
  • 異常性器出血があり原因が特定されていない
  • 肺塞栓症・脳血管障害などの既病歴がある
  • 血栓ができやすい体質の方
  • 手術後の方
  • 35歳以上で1日に15本以上タバコを吸う
  • 肝障害がある
  • 重度の高血圧
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある
  • 授乳中
  • 脂質代謝異常
  • 耳硬化症

 

女性ホルモン(エストロゲン)が関わっている癌(乳がん、子宮がん、子宮頸がんなど)の疑いがある方はピルの服用が禁忌となります。

また、ピルには血液を固まりやすくする作用があり、もともと血液が固まりやすい病気(血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患など)を患ったことがある場合はピルの服用ができません。

同じ理由で、手術後の方、出産後間もない方も服用が禁止されています。

喫煙も血栓症のリスクを上げるため、35歳以上で1日15本以上の喫煙者の方にはピルは処方できませんが、禁煙すれば服薬が可能となります。

病院以外でピルを手に入れる方法はある?

産婦人科などの医療機関を受診する以外にピルを入手する方法はあるのでしょうか。

仕事や家事、育児などで忙しくなかなか医療機関を受診できない方のために、病院以外でピルを入手する方法をご紹介します。

市販での販売はない

ピルは、日本ではドラッグストアなどで市販されておらず、医療機関を必ず受診する必要があります。

また、通信販売で購入できるケースもありますが、海外から個人輸入されたものであるため一定のリスクが伴います。

海外からの個人輸入品を購入するリスクとして、ピル自体の品質の保証ができず中身がピルでない可能性があることがあげられます。

また、個人輸入した医薬品を転売することは薬機法違反になります。

オンライン診療のすすめ

オンライン診療とは、医療機関や薬局に行かなくても自宅などで診療が受けられるシステムのことです。

スマホやパソコンがあればどこからでも受診でき、予約から問診・診察、薬の処方、治療費の支払いまでワンストップで行うことができます。

薬は、受診後に自宅や近くのコンビニなど自分が決めた配送先に届くため、調剤薬局で薬を処方してもらう手間がかかりません。

また、医療機関を受診すると待ち時間が発生することがありますが、オンライン診療では予約した時間に診察を開始できるため、待ち時間がないこともメリットです。

しかし、スマホやタブレットにオンライン診療専用アプリをダウンロードする必要があり、クレジットカード情報の登録が必須なものもあるため、機械が得意ではない方やクレジットカードを保有していない方、個人情報を登録したくない方には難易度の高い診療方法となる可能性があります。

おすすめクリニック

全国対応をしており、ピルの処方が可能でオンライン診療をおこなっているを3つご紹介します。

おすすめ①:クリニックフォア

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クリニックフォアは、診療予約からお薬の処方までスマホひとつで完結できるオンラインクリニックです!診療時間はので、お仕事で忙しい方にもおすすめできます。

また、お薬は匿名配送に対応しており、最短翌日にご自宅のポストに届けてくれるのでとても便利です。クリニックフォアは全国に10医院以上を開業する医療機関であり、オンライン診療の実績もしているので安心して相談できます。

クリニックフォアでは、様々なタイプの低用量ピルを用意しています。ピルのなかでも副作用の少ないと言われる超低用量ピルも取り扱いがありますので、「ピルの服用は初めてで、副作用が怖い…」という方にもおすすめできます!

初回限定のキャンペーンもありますのでぜひチェックしてみてください!

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おすすめ②:DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニック ピル

DMMオンラインクリニックは、日本全国どこでも受診可能です。初診でも来院不要で、コンビニや自宅などにお薬を届けてくれます。

診察料は初診・再診にかかわらず無料なので、不安なことがあればいつでもオンラインで医師に相談することができます。ピルにかかる費用は配送料と薬代だけなので無理なく服用を続けられます。お薬の到着は、最短当日です。

おすすめ③:メデリ

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メデリでは、初診料・再診料が無料であり、いつでも医師に相談できる安心感があります。また、ライン登録によってオンライン診療の予約を取るので、手間をかけず診察を受けることができます。また、低用量ピルのみならず、超低用量ピルにも対応しているので、ピルの副作用が不安な方におすすめです。

オンライン処方と対面処方、どっちが良い?

オンライン処方と対面処方のメリットとデメリットをそれぞれ以下の表にまとめました。

どちらの診療方法にも良い点と悪い点があるため、下記の表を参考にして自分のライフスタイルにあった治療方法を選びましょう。

 

オンライン処方 対面処方
メリット 直接病院やクリニックに来院が難しい方でも処方を受けられる

・近くに病院がなくても全国対応のクリニックなどから処方を受けられる

・郵送で薬が届く(定期便も利用できる)

・診察の待ち時間がない

・感染対策としても効果的

・知り合いに会う心配がない

・初診から利用可能なクリニックもある

・交通費を節約できる

・医師が直接患者さんの状態を見るため安心感がある

検査や処置が可能

・急変時の対応が可能

・薬の配送料などの手数料がかからない

・現金払いができる

・機械の操作ができなくても受けられる

デメリット ・オンライン診療の手数料や薬の送料がかかる場合がある

・機械音痴の方には難易度が高い(アプリのダウンロードやテレビ電話など)

・クレジットカード決済しか対応していないところもある

・処置や検査を受けることができない

・病気の急変には対応できない

処方できない薬もある

・完全予約制のところが多く、すぐに受診したくても予約の空きがない場合は受診できない

・診察の待ち時間が発生する

・院外処方の場合は調剤薬局に薬を取りに行く必要がある

通院に手間がかかる(交通費が発生する)

・感染対策が万全とはいえない

・知り合いに会う可能性がある

 

まとめ

ピルを処方してもらう方法には、対面診療とオンライン診療とがあります。

仕事や家事、育児など、自分のライフスタイルにあわせてピルを処方してもらう医療機関を決定しましょう。

オンライン診療は、通院時間や診察待ちの時間がなくスムーズに医療機関を受診できるため、普段の生活が忙しい方におすすめの診療方法となります。

自宅まで薬を配送してもらえたり、クレジットカードでお会計を済ませられることも、ワンストップ診療といったオンライン診療の強みです。

また、医療機関を受診する前に、自分はピルの服用が可能であるか、禁忌項目に当てはまらないかを確認しておくといいでしょう。