私のこれはPMS?気になる症状や改善方法について

なにかイライラする。眠くて仕方ない。

日頃しない暴飲暴食をしてしまう。そのあと後悔で落ち込む。落ち込んでいたら生理が来て、生理前だったからか…と自己解決なんてことはありませんか。
それは、もしかしたらPMSが原因かもしれません。
こちらでは、PMSについて、症状や原因、改善のためにできることについてご紹介します。

PMSについて

PMSって何?

PMSは日本語では月経前症候群といいます。
生理(月経)前に、イライラであったり倦怠感であったり。
人によっていろいろな症状がでますが、生理が始まるとともに症状がおさまります。

PMSの症状は個人差があります。そのため、PMSの話をしても「わかるわかる。」「そんなもんでしょ。」と流されてしまったり、そもそも、友人や家族との話題にもあがらなかったりするかもしれません。

PMSの症状

PMSの症状は様々あります。

からだ こころ
症状 暴飲暴食・体がだるい・腹痛・頭痛・むくみ・お腹や乳房が張るなど イライラ・うつ、うつっぽい・集中できない・眠い・眠れないなど

「体がだるいだけ」という人もいれば、「頭が痛いわ、イライラするわ、眠れないわ」といろんな症状が合わさる人もいます。表にのっていない症状が出る人もいます。

自分にはどんな症状がどれくらいの期間あるのかをチェックしておきましょう。
自分のPMSを理解するだけでも、対処法への糸口になると思います。

どうしてPMSになるの?

生理は、女性ホルモンの分泌リズムが変わることでおこります。
生理が始まる前には、卵巣からの排卵があります。
排卵後から生理が始まるまでの間に、体内にある女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)の量が急激に変化します。
その変化が原因でPMSがおこると考えられています。

こんな人は要注意

●ストレスをため込みやすい
●カフェインをよく取る
●お酒をたくさん飲む
●タバコを吸う
当てはまる数が多い人ほど要注意です。PMSは、ストレスによって症状が左右されることがあるといわれています。

また、カフェインには、神経を興奮させる働きがあります。
結果、イライラや緊張感をアップさせてしまうことも。コーヒーや紅茶など、カフェインの入っている飲み物は飲みすぎないようにしましょう。

生理前のお酒は、いつもより体に残りやすいです。
生理前に出る女性ホルモンには、肝臓のアルコール処理能力をいつもより低下させる作用があります。そのため、お酒がいつまでも体に残ります。
お酒が残ると、むくみや2日酔いなどを招きやすくなり、PMSを悪化させる要因となります。

タバコには、血管を収縮し血流を悪くする働きがあります。血の巡りが悪くなるため、PMSを悪化させる要因となることがあります。

PMSの症状あれこれ


生理のある7~8割の女性が、何らかのPMSの症状があるといわれているほど身近なものです。

PMS改善のためにできること

PMSを改善するための方法は、たくさんあります。
イライラから周りの人との関係が悪化したり、自分自身がうつ状態になったりするのはしんどいことです。みんなにもあるからとあきらめずに、できることを取り入れてみましょう。

生活習慣の見直し

カフェインやアルコール、タバコを控えてみる。自分にストレスがかかりすぎているなと感じている人は、仕事や家事の負担を減らすようにトライしてみましょう。

良い生活習慣をといっても、何でもできるわけではありません。
自分に合うものを取り入れていきましょう。合わせて、自分でできるストレス発散方法を元気な時から考えておくのもおすすめです。

軽いストレッチやアロマなどを取り入れてみてもいいですね。無理にこれをしなければ!と自分を追い詰めるのではなくリラックスを意識していきましょう。
サウナに行ったり、市販のサプリを試してみたりする人もいるようです。

低用量ピルや漢方の利用

PMSはホルモンバランスの乱れが原因でおこります。
ピルを飲むことで、女性ホルモンの変動が落ち着きます。そのため、PMSの改善効果があることが知られています。


ピルによって、生活が楽になったという人はたくさんいます。
女医の方たちだって飲んでいるくらいの薬です。
ピルを飲むときは、近所の産婦人科かオンラインクリニックなどで医師と相談してから処方をしてもらいます。
ピルには、PMS以外にも、生理痛を軽くしたり避妊の効果もあります。普段忙しく、病院に行く時間をとることが出来ないという方はオンラインでの診療受診がおすすめです。

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また、漢方で改善する人もいます。この漢方が絶対というのはなく、人それぞれです。
当帰芍薬散や加味逍遙散などを飲む人が多いようです。
病院などで相談をして処方してもらうようにしましょう。

まとめ

PMSとは

PMSは、生理前にイライラや気分の落ち込み、頭痛など様々な症状を引きおこします。
体内の女性ホルモンのバランスが急激に変化することが原因でおこると考えられています。
生理が始まれば治るので、悩みをかかえたまま日々を過ごしてしまうことも。
PMSの改善方法は、いろいろとあります。
自分の症状を理解して、できる対策をしていきましょう。

PMS改善のために

生活習慣を見直したり、サプリや漢方を活用したりするのも効果的です。
アルコールやカフェインの取りすぎには要注意。また、低用量ピルを飲むことも効果的です。
いずれにしても、毎月のことなので、一人で抱え込まずに周囲に相談をすることが大切です。
低用量ピルについては、産婦人科に相談をしましょう。
病院に行く時間がない人には、オンライン診療もありますよ。

まとめ

PMSは生理のある7~8割の女性にあるといわれています。
「身近なことだから。」「生理がきたら落ち着くから。」と放置しないことが大切です。
ちょっとの変化で症状が改善することもあります。生活習慣を見直したり、病院に相談をしてみたり。できることを取り入れていきましょう。