ピルを飲むと血栓症になる?!血栓症の症状・対策などを徹底解説!

ピルの副作用できく「血栓症」って?

ピルは、生理が来るタイミングを整えたり、生理痛などの症状を軽くしたり、さらには避妊効果もあったり…。女性にとって、うれしい効果がたくさんあります。
でも、お薬なので副作用がゼロというわけにはいきません。

主な副作用には、吐き気や頭痛、むくみなどがあります。だいたい、3か月程度で収まってくることがほとんどといわれています。気を付けるべき副作用は、「血栓症」です。
ここではピルと血栓症の関係について紹介していきます!

血栓症とは??

血栓症がおこると、血管に血のかたまりがつまって「栓(せん)」をしてしまうことがあります
つまった血管の場所によって出てくる症状が変わります。
肺の血管が詰まれば肺塞栓、足の血管がつまれば下肢静脈血栓症といわれます。

心臓や脳の血管がつまると命の危険があります。血栓症を疑う症状があれば、すぐに病院を受診することが大切です。

血栓症が起こりやすくなるのはなぜ?

ピルを飲むと血栓症を心配しなければいけなくなるのはなぜでしょう。
ピルには、2種類の女性ホルモンが含まれていますが、そのうちエストロゲンというホルモンに、血液を固まりやすくする働きがあるからです。

いつもの状態であれば、必要以上に血液が固まらないように体内でバランスをとっています。でも、お薬でホルモンを足しているので、体内でのバランスがうまく取り切れないことがあります。そのため、血栓症に注意する必要があるのです。

血栓症を過剰に心配しないのも大切

血栓症の話だけを聞くと怖く感じてしまうかもしれません。
しかし、全員に起こるわけではありません。ピルを飲んでいる人が血栓症を起こすリスクは、年間1万人あたり10人も超えない割合です。なんなら、ピルを飲んでいる人よりも妊娠中や出産直後の方が、血栓のリスクは高いともいわれています。

ただ、ピルを飲んでいない人に比べると発症の割合が高いのは事実です。そのため、副作用として注意が必要です。
しかし、血栓症を気にしすぎて、ピルのメリットを見逃してしまわないようにしたいですね。自分のライフスタイルをしっかりと見極めて、活用を考えていきましょう。

こんな人は要注意

●タバコを吸っている
●40歳以上である
●片頭痛がある
●BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が30以上

という人です。
タバコを吸っていると、血栓症のリスクがあがります。
そもそも、35歳を超えていて1日15本以上タバコを吸う人はピルを飲めません。
ピルをきっかけに禁煙をしてみてもいいですね。

年齢が高くなると、血管もつまりやすくなってきます。
ピルを飲み始める時に40歳を超えている場合は、医師としっかりと相談をしましょう。
片頭痛があっても血栓症のリスクが上がりやすいことが知られています。
自分でBMIを計算してみて、30以上ある場合も要注意です。

これって血栓症?!

どこの血管がつまるかによって出てくる症状は変わります。
日頃の体の状態をチェックしておきましょう。

こんな症状がでたら病院へ相談

血管がつまった時に、突然、次のような症状があらわれることがあります。

●急な足の痛み、腫れ(片足が多い)、足の色が変わる
●手や足に力が入らない、しびれる
●息切れがしたり、胸が痛くなる
●視野が狭くなる、見えにくいところがある
●舌がもつれる、話しにくい
●強い頭痛

などです。
このような症状が出ればすぐに病院を受診します。ピルを飲んでいることを必ず伝えましょう

血栓症にならないために

エコノミー症候群という言葉を聞いたことはありませんか。
車や飛行機などに長時間座りっぱなしで水分補給などもしないでいると、足の血行が悪くなり血液が固まりやすくなります。その結果、ふくらはぎで血栓ができてしまったり、できた血栓が血管の中を流れて、肺の血管を詰まらせたりすることです。

長時間同じ姿勢でいたり、体の水分量が足りなかったりするのはよくないです。血栓症の予防には、座りっぱなしにせずにストレッチや足を動かす、意識して水分補給をすることが大切です。デスクワークが多くてなかなか立てない人は、定期的なかかとの上げ下げはどうでしょうか。座ったままで人目にもつかずできるのでおすすめです。

ピルによる血栓症の体験談などなど

血栓症のリスクはゼロではないものの、ピルによって大きな副作用もなく生活が良くなったという人たちもたくさんいます。
最近はオンラインで簡単に手に入れることも可能なのでぜひ検討してみてください!

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※18歳未満の方には保護者様の同意・同席を必須
18歳以上
※18歳未満は保護者同伴での診察
18歳以上
※18歳未満の方には保護者様の同意・同席を必須

まとめ

血栓症とは

ピルを飲むことで起こる重大な副作用の一つに血栓症があります。

血液が血管内で固まって血管をつまらせてしまうことです。
つまる場所によっては肺塞栓や脳梗塞・心筋梗塞などの重大な病気を招く可能性があります。
これだけを聞くと怖く感じてしまいますが、妊娠中や出産直後よりは体内で血栓ができるリスクは低いです。

ピル服用中気をつけること

血栓ができやすくなる環境を避けるようにしましょう。
まずは、禁煙が大切。そして、水分をしっかりとって、じっと座りっぱなしの時間を作らないようにします。
体重も増えすぎたり減りすぎたりしないよう、適正な体重を維持していきたいですね。
これらの気をつけることは、美容と健康にもプラスに働くことばかりです。
ピルを飲む・飲まないに関係なく、生活に取り入れていきたいですね。

まとめ

ピルの心配な副作用に血栓症があります。
しかし、ピルによって、生活上のメリットもたくさんあります。必要以上に血栓症を恐れる必要はないと思います。
血栓症予防のために生活習慣を整える・適度な水分補給をする・体を動かすといったことは、美容と健康にもプラスに働きます。
足の痛みや息切れなど、内服中にいつもと違う症状が出れば、きちんと病院に相談することを心がけて、自分の体をケアしていきましょう。