
こんにちは、STスキンクリニック青山の田澤しおりです。
美容医療について調べていると、「ダウンタイムほぼなし」「当日からメイクOK」といった言葉をよく目にすると思います。
一方で、
「本当にダウンタイムはないの?」
「仕事や家族に気づかれないかな?」
「思ったより腫れたり赤くなったりしない?」
そんな不安を感じている方も少なくありません。
実際にクリニックで患者様とお話していると、「ダウンタイムなしだと思っていたのに、思ったより赤みが続いて不安になった」というご相談をいただくことがあります。
今回は、美容医療が初めての方にも知っておいていただきたい「ダウンタイム」の考え方についてお話しします。
ダウンタイムの感じ方には個人差があります
美容医療におけるダウンタイムは、人によって感じ方が大きく異なります。
例えば、
・ピーリングでほとんど皮むけが起こらない方
・同じ施術でもしっかり反応が出る方
・HIFU後に数日間鈍痛を感じる方
・翌日には全く気にならない方
・注射後に内出血がほとんど出ない方
・内出血が出やすい方
など、本当にさまざまです。
また、美容医療に慣れている方にとっては「これくらいならダウンタイムなし」と感じる症状でも、初めて施術を受ける方にとっては大きな不安やストレスになることもあります。
そのため当院では、できるだけリアルな経過をお伝えすることを大切にしています。
「ダウンタイムほぼなし」と言われる施術
◾️HIFU(ハイフ)
基本的に大きなダウンタイムはありません。
ただし、まれに赤みや膨疹(ぼうしん)、乾燥感などが数日続くことがあります。
大切なイベントや撮影を控えている場合は、2週間ほど余裕を持って施術を受けていただくのがおすすめです。
◾️RF(高周波)
針を使用しない施術のため比較的受けやすい治療です。
こちらも基本的にダウンタイムはありませんが、まれに赤みや膨疹、乾燥がみられることがあります。
大切な予定がある場合は、1〜2週間前までに施術を終えておくと安心です。
「針穴だけ」と言われる施術でも注意が必要です
◾️ショートスレッド
施術後の針穴は比較的目立ちませんが、内出血が出た場合は改善まで1〜2週間ほどかかることがあります。
また、コラーゲン生成による効果を実感しやすくなるのは施術後約4週間です。
大切な予定に合わせたい場合は、4週間程度余裕を持つことをおすすめしています。
◾️肌育系注射
施術直後は薬剤による膨疹が出たり、翌日にむくみを感じたりすることがあります。
また人によっては内出血が出ることも。その場合は改善まで1〜2週間ほどかかることがあります。
症状には個人差がありますが、イベント前であれば2〜4週間前までの施術がおすすめです。
◾️ニードルRF(POTENZA)
POTENZAは極細の針を使用する治療です。
施術後は赤みや点状の内出血が出ることがあり、数日程度続く場合があります。また、お肌の状態によってはざらつきや乾燥感を感じることもあります。
一般的には数日で落ち着くことがほとんどですが、大切な予定を控えている場合は1〜2週間ほど余裕を持って施術を受けていただくのがおすすめです。
◾️NFJI(スキンジェット)
スキンジェットは針を使わずに薬剤を導入する治療ですが、施術後に赤みや膨疹、点状の内出血が生じることがあります。
症状は数日程度で落ち着くことがほとんどですが、お肌の状態や使用する薬剤によって経過には個人差があります。
イベントや撮影など大切な予定がある場合は、1〜2週間前までに施術を終えておくと安心です。
内出血が心配な施術について
◾️ボトックス注射
内出血が出た場合は改善まで約1週間ほどかかります。
また、施術直後よりも数週間かけて自然に効果が安定していくため、仕上がりを考えると4週間ほど前に施術しておくのが理想的です。
ボトックスについてはこちらで詳しく説明しています!よければこちらもご覧ください。
STスキンクリニック青山のボトックス大解説 part1 〜ボトックスって?失敗しないために知っておきたい基礎知識〜
◾️ヒアルロン酸注入
内出血が出た場合は1週間程度、部位によっては軽い鈍痛を数日感じることがあります。
また、注入直後よりも2〜4週間ほどかけてお顔になじんでいくため、大切な予定がある場合は余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
ダウンタイムを少しでも軽減するために
施術後の経過をできるだけ良好にするためには、日頃の体調管理も大切です。
・施術前日はしっかり睡眠をとる
・施術後は安静に過ごす
・施術部位を必要以上に触らない
・十分な栄養と睡眠を心がける
こうした基本的なケアが、回復をサポートしてくれます。
クリニックによってダウンタイムは異なります
また、同じ施術名であっても、クリニックや医師によってダウンタイムの出方が異なることがあります。
例えばHIFUであれば照射方法やショット数、注入治療であれば注入量や注入方法などによって、お肌への反応は変わります。
そのため、普段はダウンタイムがほとんど出ない施術でも、初めてのクリニックで大切な予定の直前に受けた結果、思ったより赤みや腫れが長引いてしまった、というケースもあります。
当院では、ただダウンタイムを少なくすることだけを目的とするのではなく、効果とダウンタイムのバランスを大切にしています。
また、マンツーマンのプライベートクリニックだからこそ、お一人おひとりのお肌の状態やライフスタイル、ご予定に合わせて施術内容を調整しながら治療を行っています。
できるだけ不要なダウンタイムを抑えつつ、しっかりと効果を実感していただける治療をご提案することを心がけています。
大切なのは「自分にとってのダウンタイム」を知ること
「ダウンタイムほぼなし」という表現は間違いではありません。
ただし、それがすべての方に当てはまるわけではなく、お肌の状態や体質、ライフスタイルによって感じ方は大きく異なります。
だからこそ、施術前には「どのような経過が予想されるのか」を正しく理解することが大切です。
私自身も日頃からさまざまな施術を受けていますが、今回ご紹介した施術であれば、自分自身がダウンタイムと感じる期間は0〜3日程度です。
実際に施術を受けたことを忘れてしまって、家族や整体の先生から「どうしたの?」と聞かれて初めて「あ、そういえば昨日施術を受けたんだった」と思い出すこともあります。
一方で、患者様の中には同じ施術でも赤みやむくみを強く感じる方もいらっしゃいます。
そのため私は、カウンセリングではあえて少し厳しめにダウンタイムをご説明するようにしています。
すると後日、
「先生に言われて覚悟していたのに、全然出なくて拍子抜けしました(笑)」
と言われることも少なくありません。
もちろん、その逆に予想以上の反応が出る可能性もゼロではありません。
だからこそ当院では、良いことだけではなく起こりうる経過についても丁寧にお伝えし、患者様が納得したうえで施術を受けられることを大切にしています。
美容医療が初めての方も、ダウンタイムが不安な方も、ぜひカウンセリングでお気軽にご相談ください。
お一人おひとりのライフスタイルやご予定に合わせて、無理のない治療計画をご提案いたします。
